「退職代行ってなに?」

「退職代行ってどこまでしてくれるの?」

といった退職代行のサービス内容を具体的に解説していきます。ちなみに僕は実際に退職代行を利用した事がありますし、当時は退職代行サービスの知名度が低ったため、自分で色々調べていました。なので退職代行の知識はそれなりにあると思っています。この記事では僕の知識を惜しみなくアウトプットしていきます。ぜひ、参考にしていただいてブラック企業からの脱出を図りましょう\(^o^)/

 

この記事を見るメリット
・退職代行のサービス内容を把握できる
・ブラック企業から最短で抜け出す方法を理解できる
・退職代行を利用すべきかの判断材料になる
主にこの3つが本記事を読む上でのメリットです。
『退職代行』と聞けばどんなサービスなのかは想像がつくと思いますが、ここでは具体的なサービス内容をご紹介していきますね。退職代行に興味のある方はまずここで基礎知識を身に着けていきましょう!

退職代行とは

ブラック企業

退職代行は一言で言うと、あなたの「退職したい!」という意思を退職代行業者が勤務先に伝えるサービスです。勤務先の上司と顔を合わせる事なく退職の手続きを進められるので精神的な負担をかなり軽減できるサービスですね。また、退職の意思を勤務先に伝えても、引継ぎとか後任の育成などが必要ですぐに退職できない場合もありますが、引継ぎや育成に関与せずに退職する事も可能なので、「今すぐに辞めたい!」という方にもピッタリなサービスと言えるでしょう。

 

おそらくこの記事を読まれている方はすでに「退職代行」という言葉を耳にした事がある方だと思いますが、今現在、この退職代行の存在を知っている人はきっと多いハズです。というのも、一時期かなり話題となり、多数のメディア露出で爆発的に知名度が上昇したからなんです。

 

そのため、実際に退職代行を利用する人は年々増えており、退職代行の需要は現在かなり高いです。もちろん、退職届けを快く受け入れてくれる会社の場合、退職代行の利用率は低いと思いますが、パワハラ上司がいる会社や離職率の高い会社、引き継ぎルールが厳しい会社などは退職代行サービスの利用率がグっと上がるようです。まあ普通に考えて辞めたくても辞めれないなら基本はバッくれるか我慢するか退職代行に頼るかの3択になりますからね。

 

という事で退職代行とはを何かを一言で表すと、「第三者にお願いして、自分の代わりに退職してきてもらう」ですね。面倒な退職手続きも代理で行ってくれるサービスが多いので、「会社に行きたくない」「上司に会いたくない」「違う会社に早く転職したい」といった方々の正義の味方って感じですね。

 

では次に退職代行はどのようなメリットがあるのでしょうか。以下のとおりです。

 

退職代行のメリット

・上司に直接報告しなくても退職できる
・引き継ぎをせずに退職できる
・育成をしなくても退職できる
・その日から会社に行かなくて済む
・しつこく引き止められる事がない
・欠員補充を待たなくていい
・残っている有給を消化できる
・退職金の交渉も可能
・未払い賃金を取り戻せる
だいたいこんなかんじ。
ちなみに僕が最も魅力に感じたのは『その日から会社に行かなくても済む』でした。
バックれてしまえば費用はかかりませんが、リスクがありますからね。
通常の退職の流れでいけば、会社に渡さなくてはいけないものもあるし、年金手帳や源泉徴収、健康保険証とかを受け取らなければいけないのでどうしても会社との接触は必須になりますが、退職代行は全て代わりにやってくれるのでかなり楽。精神的にも。もちろん残された人に迷惑がかかっちゃうのでとてつもない罪悪感はありましたけどね。
しかも僕は有給がかなり残っていたのですが、それもちゃんと精算できましたし、金額は大した額じゃありませんが、退職金も受け取ることができました。
会社に行かずに退職できて、有給も精算できて、退職金も受け取る事ができる…
これ、かなり魅力的じゃないですか?
しかし、全ての退職代行が有給や退職金の交渉をしてくれる訳ではありません。してくれる退職代行、してくれない退職代行があります。ということでここに関してのカラクリを説明していきます。

退職代行は様々な運営組織が存在する

退職代行は様々な運営組織が存在する

退職代行は様々な組織がサービスを展開しています。ではどこが運営しているかというと…

 

  • 民間業者
  • 労働組合
  • 弁護士

 

ですね。

さきほど僕は「有給の精算ができた」「退職金がもらえた」と言いましたが、実はこれらの交渉ができる組織は労働組合と弁護士に限られているんです。つまり、民間業者は有給と退職金などの交渉を勤務先と行えないという訳です。

 

ではなぜ、民間業者はダメなのかというと、『非弁行為』という法律違反を犯してしまうからなのです。

 

非弁行為を簡単に説明すると、弁護士以外の人や組織は、営利目的での弁護士業務を行ってはならない、というものです。もちろん労働組合も退職代行サービスにおいては営利目的。なのになぜ労働組合は非弁行為にならないのでしょうか。

 

答えは労働組合は『労働者の権利を守るための組織』だからです。有給消化や退職金、未払い給料・残業代は労働者が受け取る権利がありますから、ここに対しての交渉を行える権限をもっているという訳です。これを団体交渉権と言います。つまり、弁護とは少し意味合いが違うので非弁行為にあたらないという事ですね。

なので勤務先と交渉を行えない民間業者は価格相場が安いです。(中には弁護士よりも高額なところもありますが…。)

もちろん、交渉を行える弁護士は価格相場が高め。でも安心感は半端ないですw

もし、あなたが退職代行を利用しようとしているのなら、それぞれの運営組織の特徴はしっかりと頭に叩き込んでおきましょう!

 

また、ここでは民間業者と労働組合、弁護士の運営組織を解説しましたが、他にも探偵事務所が運用していたり、電話代行サービスが運営しているところもあります。もちろん個人で行っているところもあります。どれが正解なのかはやはり自分の状況次第なのでここではなんとも言えませんが、やはり知名度があって実績が豊富の退職代行を選ぶといいのかなと僕は思います。

退職代行の具体的なサービス内容

具体的なサービス内容

では次に、退職代行の具体的なサービス内容を見ていきましょう。以下のとおりです。

 

  • 退職の意思を勤務先に伝える
  • 代理で備品の返還を行う
  • 退職手続きの窓口になってくれる
  • 有給交渉(民間業者を除く)
  • 退職金交渉(民間業者を除く)
  • 勤務先からの必要書類を代理で受け取ってくれる
  • 組織によっては退職後の転職支援を行ってくれる
  • 退職届けのテンプレートをくれる
  • 即日退職手続対応
  • 損害賠償対応(弁護士に限る)
  • 勤務先にある私物を回収してくれる
  • メンタルフォロー

 

こんなかんじ。退職代行はただ単純に退職の意思を伝えるのではなくて、実は様々なサービスが含まれているんです。他にも運営組織によって様々な特典などがありますが、オーソドックスなのは上記で紹介したとおりですね。では様々な退職代行が独自のサービスとして行っているものは何があるのでしょうか?見ていきましょう!

 

退職代行の独自サービス
・行政書士が退職届を監修
・2回目以降の利用は1万円引き
・セラピストによる無料心理カウンセリング
・あっせんサービスも利用すれば退職代行費用無料
・後払い可能
・スタッフが全員女性
・HPで退職届の無料フォーマットを展開
・転職お祝い金5万円
・創業からノークレーム
・失敗しても成功しても納得いかなかったら全額返金
・再就職支援(あっせん)
・月額制(辞め放題プラン)
・引っ越し割引特典
・格安4000円
・即日退職成功率100%実績
・行政書士のサポート付き
・ハラスメントの慰謝料請求サービス
・独立支援サービス
・退職診断シュミレーター
・最短30分で即日退社
いかがでしょうか?独自サービスは多種多様。集客のために差別化しようと工夫していることが見て取れます。上記の独自サービスがどこの退職代行サービスかを知りたい方は●●●の記事を参照ください。退職代行サービスを行っている50もの運営組織を調べて書いた記事ですので、きっと自分に合った退職代行が見つかるはずです。

知名度爆上がり中の退職代行

知名度爆上がり中の退職代行

昔は退職代行という言葉すら無い時代。ですが現在は多くの人が退職代行という存在を知っています。それはここ最近、メディアがこぞって取り上げたからなのです。具体的なメディア紹介実績は以下のとおり。

 

  • NHK
  • テレビ朝日
  • TBS
  • フジテレビ
  • Abema TV
  • 日本経済新聞
  • 朝日新聞
  • 讀賣新聞
  • 毎日新聞
  • the japan times
  • YAHOO!JAPAN
  • AERA dot
  • DIAMOND unline
  • 新R25
  • 週刊女性

 

かなり多くのメディアが取り上げていますね。ちなみに、SNSでも退職代行についての感想や意見が飛び交っていますし、芸能人も退職代行についての所見を発信しているのでそりゃあ広まる訳ですw

ではそもそも、退職代行っていつから存在していたのでしょうか。実は平成の半ばにはすでにあったとされています。といっても一般企業は参入しておらず、最初は弁護士がやっていたとのこと。

依頼人から職場トラブルの相談を受けていた弁護士が、退職までをサポートしたことによって誕生したサービスと言われています。

退職代行を装った悪徳業者もいる

退職代行を装った悪徳業者もいる

多数のメディアで紹介されたことによって利用者が増える一方、「これは儲かる!」と考えた人たちも増えて、今では退職代行事業を行う業者や労働組合は数え切れないくらい増えました。中には個人事業主としてやっているところもあります。

 

しかし、これだけ需要があれば悪者が食いつくのも事実。詐欺行為を行う組織や、非弁行為(弁護士資格が無いのに弁護業務を働くこと)を行う業者が増えています。なのでもしあなたが退職代行を利用しようとしているなら、依頼しようとしている組織の下調べは入念に行う事をオススメします。

 

そもそも「退職代行自体が詐欺だ!」と主張する人も多く、「退職成功率100%とHPに書いてあったのに、退職に失敗した」とか「普通に企業と交渉する一般企業がいる。これって違法じゃ?」といった声はよく耳にします。特にひどいケースは「お金を払ったら音信不通になった」といったケース。詐欺ですね。

 

もちろん健全な運営をしている退職代行がほとんどなので被害に合う可能性は低いですが、被害に合ってからでは遅いので少しでも怪しいなと感じたら、こっちから音信不通になってやってくださいw

 

退職代行は会社を辞めたい人の駆け込み寺

退職代行は会社を辞めたい人の駆け込み寺

ここまで色々と解説してきましたが結論、退職代行は会社を辞めたい人の駆け込み寺です。「辞めたくても辞められない人」「無断欠勤してそのまま退職したい人」「上司に退職の意思を告げられない人」など、悩みは人それぞれです。そして退職代行サービス最大の特徴はあなたの代わりに会社をほぼ確実に辞めてきてくれること。精神的負担をかなり減らす事ができる上、次への切り替えスピードも早まります。

 

ちょっと想像してみて欲しいのですが、あなたは現在、労働者として雇われています。退職の決意を固めるほど会社が嫌なのでしょう。でも、明日から会社に行かなくていいとしたら?いろんな事ができるのでは?自由を手に入れられるのでは?暗い気持ちで過ごしていた日々の生活から脱出できると思いませんか?

 

たった一度の人生。好きでもない会社や仕事に使うのは時間の無駄です。退職後の仕事探しが不安なのであれば転職サポートをしてくれる退職代行を利用すればいいですし、退職後に精神が不安定になりそうであればセラピストのある退職代行を選べばいいんです。とにかく!たった一度の人生なんですから、嫌なことから逃げて前向きになれる環境に身を置くことを優先しましょう!その鍵となるのが退職代行サービスです!

 

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